現在は遠方にお住まいのおふたり。
初めてのご見学の際、チャペルの大聖堂をご覧になった瞬間に
「ここで挙げたい」と直感されたという印象的なエピソードが。
高い天井とステンドグラスから差し込む光に包まれたその空間に、おふたりは心を奪われ、その場で結婚式を決意されました。
遠方にお住まいながらも、限られたご来館機会を活かして綿密にご準備を進められる姿がとても印象的で、プランナーとしても強く心に残っています。
披露宴会場のコーディネートは、白とグリーンを基調に、アンスリウムやカラーなど洗練された花材を取り入れた大人ナチュラルなスタイル。
特にアンスリウムの艶感とカラーの優雅なラインが、上品で落ち着いた雰囲気を醸し出しており、おふたりのセンスが光る空間に仕上がっていました。
当日は天候にも恵まれ、ケーキ入刀をガーデンで実施。
木々の緑に囲まれた開放的な空間で、挙式はゲストからの祝福の拍手に包まれながら進行しました。
陽の光と爽やかな風に包まれた最高のシチュエーション。
笑顔のおふたりを囲みながら、たくさんのシャッターが切られていました。
そして大盛り上がりとなったのが、釣りざおを使ったファーストバイト。
新郎様が釣り糸に大きなスプーンをぶら下げて新婦様の口元へ運ぶ、
というサプライズ演出に、ゲストからは歓声と笑い声が沸き起こりました。
「おふたりらしい!」という声も多く、楽しい思い出となりました。
披露宴では、BGMにおしゃれな洋楽をセレクト。
上質なカフェのような空気感が会場を満たしていました。
披露宴終盤、会場が一瞬静まり返ったその時。
新郎様から新婦様へのサプライズとして、大きな赤バラの花束が登場。
力強くもまっすぐな想いが込められたそのブーケとともに、
新郎様からの言葉が贈られると、新婦様は感極まり涙。
ゲストの多くも目を潤ませる、感動的なワンシーンとなりました。
遠方からということで、限られたご来館回数の中でも常に前向きに、
ご丁寧にご準備を進めてくださったおふたり。
特に、「大聖堂で式を挙げたい」という最初の想いを軸に、会場装飾や演出、音楽に至るまで、
おふたりらしさを大切にした温かく洗練された一日だったと強く感じています。
新郎様のユーモアと、新婦様のやさしさが調和した、心に残る素晴らしいウェディングでした。
スタッフ一同、心よりおふたりの末永い幸せをお祈り申し上げます。